燃費のJC08モードとは?10・15モードとの違いについても調べてみました

カテゴリ: くるまの基礎知識   
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以前、燃費についてお話しましたが、今回はもう少し詳しく燃費について解説していきます。

テーマはJC08モードです。これは、国が定めている燃費を計測する方法で、日本で発売する車は、この方法で燃費を計測することが決められています。

JC08モードとは何か?10・15モードとの違いとは?

車のカタログを見ていたら、燃費の欄に「JC08モード」って書いてあったのですが、これは何ですか?

としおさん、こんにちは。細かいところまでよくチェックされていますね。

JC08モード(ジェイシー ゼロハチモード)とは、1Lの燃料で何km走行できるかを、いくつかの自動車の走行パターンから測定する燃費測定方法の一つ。日本の行政機関が規定し、日本国内にて型式認定を受ける車両に対して適用される。
JC08モード(ウィキペディア)

車の燃費を公平に判断するため、国が1つの基準を設けているんです。車のメーカーは、この方法を使って燃費を計測しています。そうすることで、私たちは各メーカーが販売している車の燃費を比較することができるのですね。

「実際に走ると、カタログに載っている燃費より悪くなります」って昔はよく聞いたものですが・・・

そうですね。このJC08モードが利用される前は、10・15モードという方法が用いられていました。しかし、10・15モードが現在の走行状況に合わなくなってきたので、JC08モードが作られたのですね。要するに、10・15モードは実際の燃費よりも良い数値になりすぎていたのですね。

そのため、10・15モードよりも、JC08モードの方がより実際の走行に即した計測方法と言われています。JC08モードの数値は、10・15モードよりも約10%程度低くなるとされています。

kl006

上の図を見てもらうと分かりますが、10・15モードよりもJC08モードのほうが、より細かく速度を制御しているのが分かりますね。

燃費は走り方でかなり左右されてしまう

カタログに掲載されている燃費は、参考程度に考えておいた方が良いと思います。と言うのも、燃費は私たちが車を運転する状況に、かなり左右されるからです。

渋滞の多い市街地を走行するのと、信号のない田舎道を走るのでは、燃費は変わってきます。「普段は燃費が8km/l程度なのに、高速道路を走ったら燃費が13km/lになった」というのは、走る状況が違うからなんですね。

つまり、乗り方によっては、カタログに載っているJC08モードよりも燃費が良くなることもあるし、悪くなることも考えられます。

博士、としおさん、こんにちは。

私が乗っている車のJC08モード燃費は16.4km/lなのですが、私の車の乗り方が通勤や買い物など、市街地を走ることが多いので実際の燃費は8.0km/lくらいです。ビックリするほどJC08モードと実際の燃費は違います。

市街地は止まったり、走ったりの繰り返しが多いから、どうしても燃費が悪くなっちゃうよね。

そうなんです。後は、燃費が悪くならないように、急アクセルや急ブレーキをかけないように注意しています。

そういう心がけは大切だね。

【参考記事・画像】
JC08モード(ウィキペディア)
国交省の資料「乗用車・貨物車の2015年度燃費基準スタート」