衝突被害軽減ブレーキについての解説【スバル・アイサイト編】

カテゴリ: くるまの基礎知識   
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今回は衝突被害軽減ブレーキについてのお話です。衝突を未然に回避する機能として、装備される車種が増えてきていますね。車を検知する方式はメーカーによっていくつかあり、今回はスバルのアイサイトについて解説します。

衝突被害軽減ブレーキは事故を減らす装置として注目されている

最近テレビでやってるブレーキを踏まなくても停まれる装置ってなに?

衝突する直前で車がぶつからずに停まるやつだよね。

あれって、どうやって停まってるのかな?

前を走ってる車に近づきすぎたら、自動でブレーキを踏んで衝突しないようにしてくれるんだよね。メーカーによってくるまを検知する方法が違うみたいなんだ・・・博士!教えて~!

衝突被害軽減ブレーキは、衝突事故を減らす装置として普及が進んでいるね。なおきくんの言う通り、車を検知する方法はメーカーによっていくつかあるんだ。今回はスバルのアイサイトについて説明しよう。

スバルのアイサイトが自動ブレーキの火付け役

衝突被害軽減ブレーキは、10年くらい前から各メーカーで開発が進んでいたのだけど、スバルのアイサイトが発表されて、事故を未然に防止する機能として自動ブレーキが有名になったんだね。

これがアイサイトのコマーシャルだけど、一度は観てると思うよ。

このコマーシャル、観たことある!

そうそう、運転している人がビックリしてるよね。

このアイサイト、2015年2月現在でバージョン3(Ver3)まで進化しているんだ。

スバルのアイサイトの機能

次に、アイサイトがどういう働きをしているかを説明しよう。前の車にぶつからないようにブレーキをかけるには、前の車との距離を測定しないとならないんだ。

確かに、運転している車と前の車の距離が分からないと、いつブレーキをかけて良いか分からないですよね。

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そうなんだ。その距離を測定するための装置がフロントウィンドウの内側についているんだ。ちょうどバックミラーの両サイドの位置にカメラが2つあって、これで前に走っている車の距離を測定しているんだね。

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この2つのカメラをつける方式をステレオカメラと言って、それぞれのカメラで撮った画像を比較しながら、前の車との距離を測定しているんだ。ステレオカメラの原理は、上の画像を見てもらうと分かると思う。

車以外にも、歩行者や自転車も判別できるようになっている。アイサイトがバージョン3になって、カメラがカラーで撮影できるようになって、ブレーキランプも判別できるようになったんだ。そのおかげで、より早く障害物を判別できるようになったんだね。

アイサイトって、人も判別できるんだ!すごいんだね。

衝突被害軽減ブレーキで注意すること

スバルのアイサイトについて説明してきたけど、ひとつだけ注意して欲しいことがあるんだ。というのは、この装置を過信してはいけないってことなんだ。これはアイサイトに限らず、他のメーカーの衝突被害軽減ブレーキでも同じことが言えるんだね。

確かに、テレビコマーシャルでやっているように、衝突を未然に防ぐことはできるけれども、絶対に衝突しないということではないんだね。だから、運転する時はいつもどおり注意しないといけないよ。

分かりました!

なおきは以前追突事故に遭ったことがある

実は、以前追突事故に遭ったことがあるんだ。

えっ!そうなの?で、大丈夫だったの?

片側2車線の道路で信号待ちをしていたら、後から追突されたんだ。そんなにスピードが出ていなかったから、けがもなく、後ろのバンパーが少しへこんだだけで、大事にはいたらなかったんだよね。

それは良かった・・・

追突してきた相手に話を聞いてみたら、「考え事をしていてブレーキを踏むのが遅れてしまった」と言ってた。車を運転するのは人間だから、こういうミスもあるということだね。

じゃあ、衝突被害軽減ブレーキはこういった事故を減らす効果があるのかな?

そういうことだね。衝突被害軽減ブレーキが人間のミスを防いでくれるということなんだね。もし、相手の車に衝突被害軽減ブレーキがついていたら、事故に遭わなかったのかもしれないよね。

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